私は片付けやこまめなメンテンナスは苦手です。なぜなら極度の面倒くさがりだから。
以前は実家に住んでいたときからの常識にとらわれて「とりあえずある」ものがとても多かったです。
だけど、ミニマリストやシンプリストの人たちの暮らしを知ってからこんなふうに思えるようになりました。
それから、私は苦手な片付けやメンテナンスをなるべく減らすべく、様々なものを手放してきました。
そこで、私が手放してよかったものをご紹介します。
これから断捨離を考えている人やシンプルライフを目指している人の参考になれば幸いです。
シンプリストになって捨てたもの
テレビ
これは思い切ってなくしてみたら良かったものNo.1です。
私はテレビをほとんど観ない人で、リアルタイムで視聴したい番組はありません。
そこで、観たい番組はTverなどで観るようにしてみたところ、これが一切困らない。
なので、テレビの調子が悪くなってきたところで廃棄しました。
必要になればまた買おう、と思ったまま7年くらい経ちますが、困ったことは特にありません。
あとは、テレビって意外と光や音、映像など情報量が多いので、何となくで点けていると疲れるということも手放してみて気が付きました。
テレビの分のスペースが空き、過剰な刺激からも遠ざかることができたので、家がとても過ごしやすい空間になりました。
どうしても映画などを観たいときなどはプロジェクタでスマホの映像を壁面に投影して観ています。
テレビがなくてもプロジェクタがあればいつでも大画面で映画が観られて映画館気分。
紙の本&本棚
以前は写真集や図録、漫画や小説など紙の本をたくさん所有していました。
と、思っていたのですが、本棚があると埃が積もって、それをこまめに払ったりするという手間が発生するんですよね。これが私にとっては非常に面倒くさかった。
そこで、本棚にヒビが入って、防災的にもどうよ…と思い始めたタイミングで試しになくしてみました。
ついでに紙の本も可能な限り手放しました。またどうしても欲しくなるようなものは電子書籍で買い直そう…というつもりで。
今は決まったスペースに収まる本のみ残して、本棚は廃棄。紙の本も置き場所がないので基本的には購入しなくなりました。
漫画や小説は可能な限り電子書籍で購入。紙の本は美術展で購入する図録のほか、紙でしか販売していないものだけ厳選して購入というルールを自分に課しています。
これもやっぱり、スペースが大きく空いたことと、いつでも身軽に引っ越せるという開放感、こまめな掃除の手間が省けたことなど良いことばかりでした。
時計
私の部屋には腕時計以外の置き時計や壁掛け時計がありません。
まず一番の理由は秒針の音が大嫌いだからです。デジタル時計の光も苦手です。
子供の頃、時計を枕元に置くようにしたところ翌日から謎の頭痛に襲われるようになりました。そこで、時計の電池を抜いたところ嘘のように治まりました。おそらく秒針の音がストレスだったんですね。
その後、時計を置く場合は秒針の音がならないタイプを選んでいました。
でも、そもそも私は自宅でそんなに時計を見ないんですよね。見るときは大体スマホで見ますし、朝もスマホのアラームで起きます。
なので、一人暮らしを始めた時に時計を買うのはやめました。
万が一スマホが壊れた場合、まったく時間がわからなくなるわけですが、私は昔から腕時計を身につける習慣があります。なので、腕時計は必ず持っているので、問題ありません。
スティック型掃除機
以前はスティック型掃除機を当然のように持っていたのですが、「よし、掃除機かけよう」と思わないと掃除できないんですよね。
これが「また掃除できなかった…」となり、部屋も荒むし気持ち的にも良くなくて、自分できる掃除方法を考えました。
私は持ち物が少ないので、床にものを置かないということは何とか実行できそう。掃除は面倒だけど。
なので、床の掃除自体はロボット掃除機に任せてしまったほうが私自身の心理的負担が減らせると思いました。
というわけで、今ルンバに頑張ってもらっています。本当に導入してよかった。
炊飯器
ごはんを毎度炊いたり、保温機能を使ってごはんを保存する習慣がありません。
一人暮らしだとそんなもんなのかもしれませんが、炊いても全部ラップに包んで冷凍庫行きなんですよね。
炊飯器は炊くときだけ電源プラグを指すようにしていた所、内蔵の電池が切れて時計が狂ってしまいました。
なんでこんなことになるかって、炊飯器を置くスペースがそもそもなくて、定位置がないことが原因なんですよね。
使用頻度やスペースの観点からしてどう考えてもうちには必要ない、と思い処分しました。
今はフライパンで3合まとめて炊いて、一食分ずつ冷凍保存しています。何も不便はありませんでした。
ごはん茶碗
炊飯器が必要ない時点で、ごはん専用の器が必要あるか?と思い処分しました。
スープ用の小さな深皿をごはん茶碗としても使っています。
器などは他のものと兼用ができないかをまず考えてから買うかどうか決めるのが良いと思いました。
ケトル&鍋
以前はお湯を沸かす用にケトル、調理用に片手鍋…と調理器具を持っていました。
でも、キッチンも狭いし、兼用や代用でなんとかして減らすことはできないかと考えました。
その願いを叶えてくれたのが、ニトリ IH ケトル兼用鍋 (2.4L・マイクロファイバークロス・コルク鍋敷き付)
です。
ケトルとしても使えるよう注ぎ口のついた深鍋です。これを買ったので、それまで使っていたケトルと鍋を処分しました。
あとは、フライパンも深型で大きなものを使用しているので、鍋としてはこちらもメインで使っています。
三角コーナー
実家のキッチンには当然のようにあったので、私も長年何も考えずに使用していました。
でも、この三角コーナーってすぐぬめりが発生するし、生ゴミの始末よりメンテンナスの方が大変。
三角コーナーと排水口のごみを両方始末するのも面倒。シンクの拭き上げの時もとても邪魔。いいこと無し。
一人暮らしの自炊程度では大して生ゴミも出ません。なので、ごみは排水口のかごに捨てて、そちらの始末をするときに一緒に捨てることにしました。
シンク内のスペースも広くなり、ごみの始末や掃除の手間も減り、なくして大正解でした。
サニタリーボックス
トイレの床掃除のときに邪魔だし、毎度袋の付け替えが非常に面倒でした。
そこで、100均のペーパーバッグを使い、月経が終わったら袋ごと捨てるようにしました。
経血が少ない時期は吸水ショーツを使っているので、そんなにゴミも大量に出ないし、ペーパーバッグの容量くらいでちょうど良いです。
月経期間以外は不要なものを置かずに済みます。捨てるときも一見何のゴミかもわかりずらいので助かっています。
トイレのスリッパ・マット
定期的な洗濯がめんどうなのと、掃除のときに邪魔なので思い切って処分しました。
床を汚しやすい子供や男性がいる場合はスリッパくらいは必要かと思いますが、一人暮らしなのでさほど床は汚れません。
マットがない分こまめに床も拭けるのでスリッパも必要ないかな、と思い両方処分しました。
まとめ
シンプリストになってたくさんのものを減らしてきました。
後悔したらまた買えば良い!と思い切って手放してきましたが、思いの外後悔は少ないです。良かったと思うことのほうが多いです。
一人ひとり、必要なもの、不要なものは違うと思います。
でも、一度常識を疑って、本当に自分に必要かどうか考えることは暮らしを良いものにしてくれます。
断捨離やミニマリスト・シンプリストを目指してている方など、何を減らすのか迷われている方の参考になれば幸いです。
おわり。
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